カンボジアの現状

カンボジアの現状

【なんでカンボジアに教育支援が必要なの?】

1970年代後半の独裁政権により、カンボジアの教育システムは崩壊し、教員や教科書が極端に不足するなどの危機的事態に陥りました。
教室や教師の絶対数が不足しており、午前/午後の二部制授業の実施を強いられています。
そのため、独裁政権崩壊後は各国の支援を受けながら、教育システムの復興が現在も続けられています。

【学校では何を勉強するの?】

学習内容は、国語・書き方・作文・算数・歴史・理科等が中心であり、美術・音楽・体育と言った科目はほとんど行われていない。ただし、田舎の学校では、国語・数学だけしか勉強できていないところもあります。
中学校から外国語教育が行われており、英語か仏語を選択します。

【教育制度はどのようになっているの?】

教育制度は、6・3・3制度(小学・中学・高校)です。
その年に満6歳に達するものは、同年10月に小学1年に入学でき、9年間の義務教育を受けることが憲法に規定されていますが、2011年の就学率は小学校で約69%、中学校に至っては約17%と極端に低くなっているのが現状です。
特に地方農村部では子供が貴重な労働力となっているため、義務教育課程においても、出席日数が足りずに留年する児童も多くなっています。

【学校のスケジュールは?】

公立の小学校・中学校は2学期制で、日本と同様に長期休みがあります。
1学期:10月~4月上旬
小休み(お正月):4月6日~19日
2学期:4月下旬~7月
大休み(夏休み):8月1日~9月下旬

【その他】

<小学校~中学校(義務教育)>
・義務教育は原則無料であるが、制服や学用品等の必要経費は保護者が負担する。
・服装は男女とも上は白シャツ、下は紺のズボン、スカート。
・年に2回テストがあり、100点満点で採点され試験後に書面で成績評価が報告される。
・課外活動、生徒会活動、カウンセリングは一部でしか実施されておらず、PTAも活発ではない。

<高等学校>
・カンボジア全土に約350の高校があり、2011年の就学生徒数は学齢期人口の約10%に過ぎない。
・高校卒業後、70%は就職する。

<大学>
・大学(高等教育)への就学率に関する統計値はないが、一般には0.7~1.0%程度と推測されている。

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